抽象画家・白髪一雄、その全容に迫る。 | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

抽象画家・白髪一雄、その全容に迫る。

足を絵筆代わりにする独特の手法で、戦後日本の前衛芸術を牽引し、また、近年世界的な評価が高まっている白髪一雄の、東京では初となる大規模個展が開催となる。

《無題》1967年 豊田市美術館蔵 油彩、紙
《天空星急先鋒》1962年 兵庫県立美術館蔵 油彩、キャンバス
先鋭な制作原理を貫いた白髪の作品は、人間の資質をいかに伸ばすかという問題や、宗教的な精神性の問題など、独自の人間学的なアプローチ含み、今日も内外から高い評価を得ている。

白髪の没後10年以上を経て開催する同展では、〈具体美術協会〉全盛期の傑作・代表作はもちろん、70年代頃の密教に影響を受けた作品群も積極的に紹介。初期から晩年までの絵画約60点に加え、実験的な立体作品や伝説的パフォーマンスの映像、ドローイングや資料など総数約120点の作品や資料から、戦後を代表する抽象画家・白髪の活動の軌跡をたどる。
《貫流》1973年 東京オペラシティ アートギャラリー蔵 撮影:早川宏一
《群青》1985年 尼崎市教育委員会蔵(尼崎市立尼崎高等学校) 油彩、キャンバス

『白髪一雄展』

〈東京オペラシティ アートギャラリー〉
東京都新宿区西新宿3-20-2 TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル)。2020年1月11日〜3月22日。11時〜19時、金・土曜〜20時(入館は閉館の30分前まで)。月曜(祝日の場合は翌火曜)、2月9日休。1,200円。

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