この夏、チームラボが〈金沢21世紀美術館〉で個展を開催! | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

この夏、チームラボが〈金沢21世紀美術館〉で個展を開催!

〈チームラボ〉の個展「チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花」では、連続した波のインスタレーションなどの作品が展示される。

teamLab is represented by Pace Gallery
「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトとする、〈金沢21世紀美術館〉にて、チームラボの個展「チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花」が開催。今回の個展で、チームラボが模索するのは、人々が他者と共に作品の一部となり、溶け込んでいくことで、自分と他者との境界を連続的なものに変えること。そして、私たちと世界との、境界のない新しい関係性だ。

同展のメインとなるのは、ひとつの連続した波によるインスタレーション「Black Waves: 埋もれ失いそして生まれる」と、来場者のふるまいの影響を受けながら変容し続ける空間「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」の2つの展示だ。
teamLab, Black Waves: Lost, Immersed and Reborn, 2019, Digital Installation, Continuous Loop, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
「Black Waves:埋もれ失いそして生まれる」は、コンピューター上の空間で、三次元上の水の動きをシミュレーションし波を構築するというもの。水の粒子の挙動で、三次元上の波の表層に線を描く。さらに、立体的に描かれた線の集合を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し映像作品に昇華する。
teamLab, Continuous Life and Death at the Now of Eternity, Cannot be Controlled but Live Together, 2019, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
「永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれども、共に生きる」は、全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける作品だ。作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けていており、その瞬間に作り出される絵は、その瞬間にしか見ることができないものとなる。
teamLab, Reversible Rotation - Black in White, 2018, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
teamLab, Graffiti Flowers Bombing, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
teamLab, Reversible Rotation - Black in White, 2018, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
teamLab, Graffiti Flowers Bombing, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi (c) teamLab
なお、これら2作品のほか、空間に書く書「空書」が作品空間の中を回転していく「反転無分別- Black in White」や、来場者が描いた花々が、壁に生まれ、群生し広がっていく「グラフィティ フラワーズ ボミング」なども展示される。

『チームラボ 永遠の海に浮かぶ無常の花』

〈金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA・B〉
石川県金沢市広坂1-2-1 TEL 076 260 3581。8月9日~9月1日。10時〜18時、金曜・土曜〜20時。休館日なし。大人(高校生以上) 2,200円 ※チケットの発売開始は6月上旬を予定。