猪飼尚司の「段階的リノベーションのススメ」#03|ついに完成! 玄関開けたら、風呂&キッチン | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

猪飼尚司の「段階的リノベーションのススメ」#03|ついに完成! 玄関開けたら、風呂&キッチン

家は「一生に一度の大きな買い物」と言われますが、段階的にリノベーションすれば何度でも家づくりの醍醐味が楽しめるのでは? 多くのデザイナーや建築家の取材を通して学んだ暮らしのノウハウが、どこまで自分に活かせるか。デザインジャーナリストの猪飼尚司が、最初の自邸の改装から7年たった今、人生2度目のリノベーションに挑戦します。

キッチンは、自分らしい使い方を優先。

BEFORE
そして、今回の工事で主要な目的のひとつだったキッチン。30年以上の前の昭和感溢れるシステムキッチンや、自作の安定感のない棚とはおさらばし、フルスペックでリノベーションしました。

洗濯機やガスコンロ、オーブンといった設備は、ずっと欲しかった機種があったので、それに合わせるように棚のサイズや位置を調整。予算との兼ね合いで、何度もプラン変更を重ねていたキッチンカウンターは、図書館や倉庫などで使われている工業用のスチールラックをアレンジしたことで、一気に価格を下げることに成功しました。

引き出し式収納は、「引き出しを開けてから、モノを取る」という手間が面倒なこともあり、収納はすべてオープンに。食器も木製の可動棚に収めたことで、料理に合わせて「どれにしようかな」と器選びを楽しむようになりました。
ミーレの洗濯機を中心に、構成を考えた収納。工業用シェルフでベースを支え、上段は棚板の高さを変更できるように棚柱(ガチャ柱)を設置。食器や調理器具をオープンな状態で収納している。
ガスコンロは料理好きの友人宅で見て気に入っていたハーマンの「プラス・ドゥ」を採用。下のビルトインオーブンも、同じくハーマンの製品を選んだ。
独特のウグイス色も、工業用シェルフが気に入った理由の一つ。500kgという強力な耐荷重を誇る一方で、後加工が簡単なので、シンク下は棚板に穴を開けて、排水の配管を確保した。
入居当初から残されていたキッチンのアールの入り口はそのままに。天井はむき出しにして、天井を吊っていた骨組み(LGS/軽天材)は、のちに照明を足したり、調理器具を引っ掛けて収納できると、敢えて残してもらった。

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