建築家・坂茂の設計による女川駅が完成しました。 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

建築家・坂茂の設計による女川駅が完成しました。

震災復興のトップランナーと評される宮城県女川町。着々と進む町の再生の第一歩、JR女川駅舎が2015年3月21日にオープンしました。それは世界的な建築家と日本画家による競演の場でもありました。

津波の引き波によって横転した鉄筋コンクリート造の女川交番。震災遺構として保存される予定だ。
新駅舎の完成は復興の第一段階。今後は海に向うプロムナードに沿って商業施設や交流施設がつくられる計画だ。坂によってウミネコの姿を与えられた新しい駅舎。それは不死鳥として甦り、復興していく町を見守りながら、訪れる観光客や町に戻ってくる人々を優しく迎え入れ続けていくだろう。

坂茂 Shigeru Ban

ばん しげる 1957年東京生まれ。紙管や木材など再生可能な素材を用いた新たな構法の創出に取り組む。また国内外の被災地での支援活動にも取り組み高い評価を得ている。2014年、建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞受賞。最新作〈大分県立美術館〉が今年4月開館。代表作に〈ポンピドゥーセンター・メス〉など。

JR女川駅+〈女川温泉ゆぽっぽ〉

JR女川駅は地上3階建て。鉄骨造(一部木造)駅舎としての機能の他、1Fゆぽっぽ内にギャラリー、2Fに温泉施設と休憩スペース、3Fに展望デッキがある。JR石巻駅から石巻線で約30分。●宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原1-10 TEL 0225 50 2683。9時~21時(最終入館20時30分)。 第3水曜休。入浴料500円。駅前にある無料の足湯は10時~17時。公式サイト