マレ・ステヴァンスの名作を見学できるチャンスです! | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

マレ・ステヴァンスの名作を見学できるチャンスです!

『カーサ ブルータス』2017年10月号より

鬼才建築家マレ・ステヴァンスの集合住宅。パリに行くなら必見のモダン建築です。

エスカルゴ階段。
ギャラリー内部。1950年代を中心に建築家やデザイナーによる家具や照明が揃う。
アトリエを生かした〈ギャラリー54〉の空間。ジオ・ポンティの棚やP・ジャンヌレのソファが並ぶ。
そもそもこの〈集合住宅〉は、友人アーティストたちとステヴァンス自身の事務所兼住宅として設計されたもの。外観は箱や円柱を重ねた幾何学的な印象。だが、空間のプロポーション、鏡を使い視覚的にエンドレスに見せる螺旋階段「エスカルゴ」、各住居の作り付け家具の完成度など、緻密なデザインがステヴァンスならではの品位を際立たせる。驚くべきは、彼が若き金属加工製造業者ジャン・プルーヴェを発掘したこと。表門や金属製の窓枠システム「ギロチン」、金属ボールがレール上を滑るカーテンレールなど、今もプルーヴェの初期の仕事が残っている。ステヴァンスとの協業はその後、プルーヴェにコルビュジエやペリアンとの出会いを生んだ。

今回見学できるアトリエ部分は、普段は高級家具を求めて顧客が出入りする空間だが、“カーサを見た”と伝えれば見学のためだけにアポイントしてもOK。次のパリ行きで訪れたいホットアドレスだ。

住居棟の家具も素敵です。

ギャラリーオーナー住居(見学不可)の作り付け家具は全部ステヴァンスの設計。アールデコの趣で、収納容量と出し入れ時の使いやすさも完璧。窓辺はカーテン代わりにプルーヴェの鉄と木材のブラインドシステム「ギロチン」を使用。

〈マレ・ステヴァンス通りの集合住宅〉

1927年竣工。全6棟の集合住宅。

19, rue Mallet Stevens 75016 Paris
。見学無料。希望者はカーサを見たことを書き添えて、〈Galerie54〉に事前にメールで連絡を。

会員プログラム

登録者数12,000人突破!

建築家のアトリエ見学/名作家具プレゼント/限定メールマガジン…すべて無料。

建築家のアトリエ見学に、名作家具プレゼントも。

いますぐ登録!