祝、プリツカー賞! RCRアーキテクツが日本で語ったこと。 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

祝、プリツカー賞! RCRアーキテクツが日本で語ったこと。

28年ぶりに日本で開かれた“建築界のノーベル賞”、プリツカー賞の授賞式典。5月20日、東京・赤坂の〈迎賓館赤坂離宮〉を舞台に受賞者のRCRアーキテクツを始め、プリツカー財団のトム・プリツカー氏、プリツカー賞審査員らが集い、盛大に行われました。式直前のRCRアーキテクツへのインタビューでは、詩的かつ哲学的な言葉が次々と飛び出しました。

〈トソル-バジル競技場〉。森をそのまま残し、木をぬうように走ることができる。「走りながら自然と触れ合う幸せを感じることができます」(RCRアーキテクツ) photo_ Ramon Prat
〈トソル-バジル競技場〉。必要な建物は高さを低く抑えて自然と一体化して見えるようにした。 photo_Hisao Suzuki
彼らは1990年に初めて日本に来て以来、何度か来日している。日本文化には並々ならぬ関心があるようだ。東京大学で行われた講演でも3人のチームワークを「あうんの呼吸」「三人寄れば文殊の知恵」と表現、聴衆をわかせた。

ラファエル・アランダ「日本建築、とくに内と外との関係性に興味を覚えました。外から入っていくと内部で空間が広がっていく、その広がり方が独特です。自在に変えられる間仕切りでフロアを区切るやり方も興味深い」

ラモン・ヴィラルタ「日本建築の空間の扱い方には、長い年月にわたって蓄積された、繊細な技があると思います。光の取り入れ方など、西洋にない空間の作り方にはインスピレーションを受けることも多いですね。日本建築を直接的に引用することはありませんが、影響は受けていると思います」
〈トソル-バジル競技場〉。「地形を利用して木を切らずに作りました。どのプロジェクトでもそこでしか作れないもの、その場所に調和するものを作ろうとしています」 photo_Hisao Suzuki

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