ザハ・ハディドがデザイン、「数学」をテーマにしたギャラリー。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

ザハ・ハディドがデザイン、「数学」をテーマにしたギャラリー。

発明や科学技術の進歩を扱う展示で人気がある、ロンドンの〈サイエンス・ミュージアム〉。その中に、ザハ・ハディドが展示室のデザインを手がけた、マスマティックス(数学)をテーマにしたギャラリーがリニューアルオープンになった。

ギャラリーの中央上部に設置されたエアロダイナミクスを表現したオブジェ。フレームに膜を張ったもの。
建築を学ぶ以前、大学で数学を専攻していたザハ。従来の建築の在り方を覆す、幾何学的あるいは流線的フォルムで知られる彼女の作品は、コンピューターで情報処理されたパラメトリックデザインによって初めて可能になったといえるものだ。このギャラリーでは天井から吊られた1929年製作の小型飛行機を中心に、それを取り巻く空気の流れを表現する彫刻的オブジェを設置。床のラインやベンチも、同じくエアロダイナミクスを表現する。貿易、通信、医療、株、軍事、土木など21のカテゴリーで、過去400年を振り返る100点ほどが展示されている。人類の発明の道程とその背後にある「数学」への認識が高まる興味深い内容だ。
小型機を中心にした空気の流れを示す図。
左手に小型機が。手前は石川島播磨重工呉工場で造船されたタンカー「グロブティック・トーキョー」の模型。

〈Science Museum〉

Exhibition Road, London, SW7 2DD
TEL 44 20 7942 4000。常設。10時〜18時。入場無料。公式サイト

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