藤森照信が設計・監修したモザイクタイルの博物館、オープンです! | ページ 2 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

藤森照信が設計・監修したモザイクタイルの博物館、オープンです!

のんびりした街に巨大な坊主頭が出現! あちこちに不思議な“縄文建築”を建てている藤森照信がまたまたやってくれました。中身は今や貴重なモザイクタイルを展示する〈多治見市モザイクタイルミュージアム〉。さっそく行ってみたのでレポートです。

土壁がうねる階段。山の中のトンネルを上っていくような気分です。
土の山に開いたドアのようなエントランスから中に入って受け付けを通ったら、まず階段で4階に上ろう。登り窯か、暗いトンネルのような大階段を上り切ると、いきなり真っ白な空間に。この4階は藤森照信がキュレーションした、モザイクタイルの展示室だ。
4階は藤森照信が全国のモザイクタイル使用例からセレクトしたものが並ぶ展示室。小石のようなタイルを敷き詰めた流し、1枚のタイルに模様がついた絵タイルなど、バリエーションも豊富。
笠原町の住宅や工場、全国の銭湯・旅館などから集めてきた絵付きタイルやモザイクタイルが展示されている。実際に使われていたと思われる豪華な絵付きのトイレ、おばあちゃんの家にあったような小さな風呂桶や台所の流し、富士山を描いた銭湯のタイル絵などが並ぶ。なぜかマリリン・モンローのモザイクタイル絵もある。
天井の穴にはモザイクタイルの“カーテン”がかかる。
「モザイクタイルのメーカーさんが色数の豊富な自社製品のアピールのためにつくったものです」と学芸員の村山閑さんが教えてくれる。最上階のこのフロアでは屋根に丸い穴が開いていて、晴れるととても明るい。もちろん雨も入ってくるけれど、展示物は耐水性のあるタイルなので無問題だ。