東京・新橋|築90年の名建築がシェアオフィスに生まれ変わりました。 | ページ 3 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

東京・新橋|築90年の名建築がシェアオフィスに生まれ変わりました。

東京・新橋駅近くの一角に昭和の始めから建つ〈堀ビル〉。カーブした壁や装飾が美しいこのビルがシェアオフィスになりました。意匠を凝らした建物の内外をご紹介します。

2階の共用廊下の天井照明には、もともと壁面に取り付けられていた建具を転用した。
カーブした外壁が室内にそのまま現れる。
カーブのある部屋は3階ではより有機的なデザインになっている。
階段の手すりもていねいに作られている。 ©︎Yurika Kono
今回、シェアオフィス〈GOOD OFFICE新橋〉に生まれ変わるにあたって改修を担当したのは竹中工務店。外壁はできるだけ変更せず、元の雰囲気を保つようにしている。内部では階段室のトップライトを復元し、建具の位置を変えるなどして手が加えられているが、90年の時間の流れを感じることができる。
潜水艦のために試作したドアをオフィスのドアに。これも堀商店時代からあったものだ。 ©︎Yurika Kono
4階の元台所はキッチンつきの会議室に。
浴室はバスタブの上にクッションを置いてベンチに。このスペースもオフィスとして使える。
2つあった和室のうち大きい方は床の間や押し入れを撤去して広々と使えるようにした。
元子供部屋は個室のオフィスに。右のマントルピースは飾りだったよう。
オフィスは全20室。外壁がカーブしている角部屋では室内もそのままカーブしている。もとギャラリーだった部屋では洞窟のようにうねる壁が残る。隅を丸めた重そうなドアは潜水艦用に試作したものだそう。とくに面白いのが住居として使われていた4階だ。竹組格子窓や網代天井のある和室、モザイクタイルの浴槽をベンチに転用した浴室、アーチ状のドアや食器棚が残る台所など、家の面影を残しつつ楽しく仕事ができそうなオフィススペースに変身している。
会員プログラム

登録者数12,000人突破!

建築家のアトリエ見学/名作家具プレゼント/限定メールマガジン…すべて無料。

建築家のアトリエ見学に、名作家具プレゼントも。

いますぐ登録!