変革する渋谷に “働く”をデザインするオフィスビル誕生。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

変革する渋谷に “働く”をデザインするオフィスビル誕生。

変貌を続ける渋谷に、大規模オフィスビル〈渋谷ソラスタ〉が誕生。新しい時代の働き手の快適さを追求した、最新鋭のワークスペースとなっている。

昨年9月に〈渋谷ストリーム〉〈渋谷ブリッジ〉が開業するなど、続々とその形を表しつつある、渋谷駅周辺の再開発プロジェクト。今年秋には〈渋谷スクランブルスクエア〉の東棟、続いて東急プラザを擁する〈渋谷フクラス〉の開業が控える中、渋谷のオフィスタウンとしての面を新たに担う大規模ビル〈渋谷ソラスタ〉が誕生した。

地上21階、地下1階に渡るビルの各所には、4月から働き方改革法案が施行になるこの時代の空気感や、ダイバーシティを謳う渋谷というロケーションに沿った、快適に働くための工夫が凝らされている。
メインエントランスでは、約5mのベンジャミンがワーカーを迎える。同じく2Fの共有ラウンジ「GREEN SQUARE」の壁面にも、大胆に緑が施されている。
例えば、メインエントランスのある2階や屋上21階には、自由に利用できるラウンジスペースを設置。各オフィスフロアにも40mに渡るオープンテラスが用意されており、それらはワーカーの憩いの場として、インフォーマルなコミュニケーションを誘発する。また、そうした共有スペースの様々な箇所には、豊かな植栽が。これは、東急不動産が「Green Work Style」としてオフィスビル事業で推進するプロジェクトの一貫。メインエントランスで、各フロアに設けられたテラスで、そして屋上で……ビルの中にいながらにして自然を感じることができ、ワーカーのストレス軽減に寄与する。
全オフィスフロアの北側に設けられている、約40mの「GREEN TERRACE」。高層オフィスビルで、これだけ開放的な空間は珍しい。
さらに、各階の女性用トイレにはパウダールームとミニロッカーを、男性用トイレの歯磨きスペースを用意。最上階21階には「オールジェンダートイレ」と「礼拝室」も備えており、ワーカーの多様性を前提としていることがわかる。
「スカイラウンジ」と隣接した「スカイテラス」。春には山桜やハナミズキ、夏には百日紅やジューンベリーなど、季節の植物を感じられる空間。寝転ぶことのできるソファスペースもある。
IoTを活用することでも、働き手の利便性を追求。トイレの混雑状況や、ビーコンを活用した社員同士の位置情報の共有、空調の制御、屋外の天候のチェック、来訪者受付、共有スペースの空き状況の確認といったことがスマートフォンなどを通じて行え、不要な労力を減らしてくれる。機能の面からもワーカーの日常を支える工夫だ。
最上階21階の「スカイラウンジ」。壁の一部をなす石が、ホテルのような落ち着きをもたらす。こちらの空き状況も、アプリを通して確認することができる。
位置するのは、渋谷の西側の玄関口とも言うべき、道玄坂上すぐの国道246号線沿い。竣工時点で全フロア契約済みだが、3階には東急不動産が展開する会員制シェアオフィス「Business-Airport」をオープン予定だ。多様なワークスタイルを許容する、シェアワークスペースとなる。これからのオフィスビルのあり方を様々な側面から提示する、変革期の渋谷にふさわしいオフィスビルが誕生した。

〈渋谷ソラスタ〉

東京都渋谷区道玄坂1-21-1