クリエイターが集結! 新しい京町家の宿〈京町家ホテル 四季十楽〉です。

京の宿の最新スタイルは、町家×ホテルの組み合わせ。東西から多ジャンルのクリエイターが参加しました。

朝食ディレクション
冷水希三子

季節野菜のポタージュ、野菜のグリルなどのプレート、〈吉田パン工房〉のパンなど、京都近郊の食材を中心にした四季の朝ごはんdish&bowl。宿泊とセットで楽しめる。

一棟貸しからゲストハウスまでスタイルもさまざまに増える京都の町家宿。これまでにない進化系町家宿として誕生したのが京町家ホテル〈四季十楽〉だ。

路地に連なるのは、築100年近い時を経た長屋町家。それぞれが独立した一棟貸しでありながら、10棟が緩やかに束ねられたホテルでもある。町家を丸ごと自由に使える気兼ねのなさと、ホテルならではのホスピタリティーが身近にある安心感。その組み合わせは京都初で、注目せずにはいられない。

10棟を彩るのは、クリエイティブディレクター・後藤繁雄のキュレーションのもとに集められた10のクリエイター。朝食をディレクションする料理家・冷水希三子。部屋を彩る現代写真作品を手掛けた写真家・小山泰介。館内を和花で飾る花屋〈みたて〉店主・西山隼人。門扉とサロンをデザインした建築家・田根剛。家具をセレクトしたのは〈ラウンダバウト〉店主・小林和人。格子をモチーフに暖簾やロゴデザインを手掛けたアートディレクター・高岡一弥。庭木を見立てたプラントハンター・西畠清順。町家スパで癒やしをもたらすセラピスト・手島渚。優しい風合いの座布団を染めた草木染作家・野村春花。京の本をセレクトする出版社〈光村推古書院〉。各界で活躍する才人の感性がちりばめられ、独創性と快適性を併せ持つ空間をつくり上げている。

それぞれタイプが異なる10棟。順に過ごし自分好みを見つけるのも面白い。宿で過ごす時間を旅の目的にしてくれる町家宿がここに。

庭木セレクション
西畠清順

庭や路地に植えられているのはディクソニア。ほかにシンボルツリーとして、路地の主のように存在感を放つ、巨大な珊瑚に自生したソテツを植えた。和だけに収まらない空間。