TRAVEL
夢の鉄道オーナーに! 秋田内陸線「ワンデーオーナー号」で|行くぜ、東北。
November 16, 2015 | Travel | sponsored | photo_Tetsuya Ito text_Yoshikazu Itamoto (SHOE PRESs) editor_Akio Mitomi
秋田県の角館と鷹巣の94.2kmを結ぶ秋田内陸縦貫鉄道。経営的には厳しい路線ながら地域の足として奮闘するローカル鉄道で、いま話題になっているのが秋田内陸線「ワンデーオーナー号」。そこで『カーサ ブルータス』が1日オーナーとなり、紅葉真っ盛りの秋田旅を楽しんできました。
鉄道ファンならずとも、列車の“オーナー”という響きには、ちょっと心を動かされてしまう。秋田内陸縦貫鉄道では、誰もが10.000円で1日1往復のオーナーになれる、夢のような企画、秋田内陸線「ワンデーオーナー号」を行っている。オーナー名やメッセージを掲げたヘッドマークをつけた列車が運行、車内でもアナウンスしてくれる。
ヘッドマークに書き込まれるメッセージ部分が、ワンデーオーナーの特権。過去の利用で多いのは、家族や恋人、友人などに宛てたメッセージボード的な使われ方。「太郎・花子結婚おめでとう!」、「○○ちゃん愛してるよ!」など、微笑ましいメッセージが車両の前後を飾る。
角館駅を出発した列車は、ディーゼル動車特有の、“グォーッ、ゴゴゴー”という濁音を響かせながら秋田路を走る。速度はそれほど出ているわけではないが、音のせいか疾走感がある。
ほどなくして車内アテンダントが車内販売にやってくる。いちばん人気は北秋田名物の《バター餅》。餅米にバター、卵黄、砂糖を合わせたシンプルな餅菓子だ。ふわふわの食感とやさしいバターの風味が、山里の風景にも合う。マタギの里として有名な阿仁(あに)にちなんだ、秋田の地酒《またぎ》も車内販売で人気の品だ。
ほどなくして車内アテンダントが車内販売にやってくる。いちばん人気は北秋田名物の《バター餅》。餅米にバター、卵黄、砂糖を合わせたシンプルな餅菓子だ。ふわふわの食感とやさしいバターの風味が、山里の風景にも合う。マタギの里として有名な阿仁(あに)にちなんだ、秋田の地酒《またぎ》も車内販売で人気の品だ。
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