トーマス・マイヤーが緊急来日!ニッポンの
モダニズム建築を
救え!

2013年春、〈ボッテガ・ヴェネタ〉のクリエイティブ・ディレクター、トーマス・マイヤーから、突然編集部に連絡が入りました。「ニッポンにある素晴らしいモダニズム建築の魅力を世界に向け発信したい。ついては共同でプロジェクトを始めませんか」

トーマス・マイヤーの話を聞いてみると、この企画の発端は〈ホテルオークラ東京〉だったそうです。オークラのデザインは素晴らしいが残念ながらその良さに気づいていない人が多い、と。もしかしたら日本人自身がその良さを理解しきれていないのではないか? とも。

そしてこの共同プロジェクトが動き始めた矢先の2014年5月、新聞に〈ホテルオークラ東京〉本館建て替えのニュースが発表されたのです。

一体、ニッポンのモダニズム建築は大丈夫なのか?トーマス・マイヤーがその実情を探りに緊急来日。ニッポンが世界に誇る建築の今後について、彼と一緒に考えてみました。

SPECIAL MOVIE

Save Japan’s Modern Architecture
Tomas Maier in Japan

立て替えが迫るホテルオークラ東京ほか、東京と香川、数々のモダニズム建築を巡ったトーマス・マイヤーの旅に密着したスペシャル・ムービー。パワフルに駆け巡った3日間の記録です。


movie_Masaharu Hasebe, Maho Tomono, Kazuyuki Miyabe

  • ビデオメッセージ集「なくならないで、私のオークラ」
  • ジャパニーズ・モダンの最高峰 オークラ本館の魅力をじっくり観察してみましょう。
  • MY MOMENT AT OKURA
  • トーマス・マイヤーは日本で何を感じたか?
  • 「カーサブルータス」主催、モダニズム建築講演会リポート。
  • さよならオークラ、最後の日。

トーマス・マイヤー

ドイツ出身。数々のブランドでのデザイナーを経て、2001年に〈ボッテガ・ヴェネタ〉のクリエイティブ・ディレクターに就任。フロリダを拠点にNY、モントークにも家を所有。建築家・森俊子が設計を手がけメイン州で建設中の別荘は、当地の伝統的な納屋がモチーフ。海辺のため、日本の漁村で使われる杉板を焦がした「焼杉」を使って耐久性を持たせたとか。好きな建築家はルイス・カーン、リチャード・ノイトラ、ピーター・ズントーほか数知れず。

BOTTEGA VENETA

1966年、イタリア・ヴィチェンツァで設立されたラグジュアリー・ライフスタイルブランド。「自分のイニシャルだけで十分(When your own initialsare enough)」をモットーに、レザーグッズや、レディース&メンズのプレタポルテ、ファインジュエリー、家具などを生み出している。トーマス・マイヤーは2001年からこのブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めている。写真はヴィチェンツァの工房。