FOOD
デザイン一新!パリの〈アラン・デュカス〉再開。| PARIS
December 15, 2014 | Food | Window On The World | photo_Ayumi Shino text_Chiyo Sagae
ホテル・プラザ・アテネのレストラン〈アラン・デュカス〉が、デザイン・建築ユニット、ジュアン・マンクによる2度目の改装を終えて再始動。
降り注ぐ光の雨を思わせるシャンデリアはそのままに、その光をメタルの家具で増幅させる。そこに革や木などの自然素材を合わせた、暖かみのあるコクーンのようなコーナーは、改装前の空間を想起させる。さらに、数百年前のクリスタル、銀食器などフランスの料理史を物語る貴重なオブジェを配した壁、SIMPLICITYの緒方慎一郎に特注したオブジェの陳列棚など食をテーマに伝統と革新を融合させたラグジュアリーな空間が完成。料理も人と環境の健やかさを提案する「ナチュラリテ」をテーマに魚介、野菜、穀類に特化した。最高級フレンチの殿堂による挑戦と話題だ。