DESIGN
日本の「すだれ」から着想を得た、nendoの新しいアウトドア家具が登場。
October 26, 2014 | Design | DAILY Casa BRUTUS | photo_Nagahide Takano text_Hisashi Ikai
sudare by nendo Produced by PATIO PETITE @clubESTA SHOP(〜11月9日)
近年飛ぶ鳥落とす勢いで世界的に活躍するデザイナー、nendoがアウトドア家具の国内ブランド〈PATIO PE TITE〉から新シリーズを発表した。
「海外のアウトドア家具は日本の空間にはちょっと大きすぎるように感じます。日本のブランドで作るなら、都心のマンションのベランダでも使えるようなコンパクトで機能的なものをと考えました」
デザイナーの佐藤オオキが言うように、新作《sudare》はユニークな機能性を持つ。アイデア元となったのは、その名の通り、日本の夏の風物詩でもある「すだれ」である。
「曲げたり畳んだりするほかに、方向を変えれば自立する。硬軟両方のテンションを持つすだれの特性を、家具に転用したらどうだろうか」
独創的な発想から、木製のカバーをテープでつなげ“すだれ状”に。それを椅子の座面や机の天板へと展開した。また、木部はマジックテープで着脱可能にし、未使用時には丸めて畳んだり、自立するベースに引っ掛けてパーティションとして使うこともできるという、可変性を持つ画期的な家具が誕生した。発表に合わせて開催される本展は、会場構成もnendoが担当している。
「海外のアウトドア家具は日本の空間にはちょっと大きすぎるように感じます。日本のブランドで作るなら、都心のマンションのベランダでも使えるようなコンパクトで機能的なものをと考えました」
デザイナーの佐藤オオキが言うように、新作《sudare》はユニークな機能性を持つ。アイデア元となったのは、その名の通り、日本の夏の風物詩でもある「すだれ」である。
「曲げたり畳んだりするほかに、方向を変えれば自立する。硬軟両方のテンションを持つすだれの特性を、家具に転用したらどうだろうか」
独創的な発想から、木製のカバーをテープでつなげ“すだれ状”に。それを椅子の座面や机の天板へと展開した。また、木部はマジックテープで着脱可能にし、未使用時には丸めて畳んだり、自立するベースに引っ掛けてパーティションとして使うこともできるという、可変性を持つ画期的な家具が誕生した。発表に合わせて開催される本展は、会場構成もnendoが担当している。
clubESTA SHOP
港区南青山5-12-27 TEL03 3498 5151。10時〜20時。〜11月9日。公式サイト『デイリー・カーサ ブルータス』無料配布中!
10月25日~11月3日の期間中に、イベント会場を中心に、東京都内のインテリアショップなどをチェック! 「デザインウィーク完全MAP」付き。PDF版(24.8MB)はこちらから。Wi-Fiでダウンロードすると快適です。