DESIGN
都市で過ごす、多忙な毎日のための〈カラフ テーブル〉。
March 25, 2016 | Design | casabrutus.com | photo_Shin-ichi Yokoyama text_Mariko Uramoto edit_Keiko Kusano
今年2月、ハーマンミラーから発表された〈カラフ テーブル〉はワークデスクとしても、食事を楽しむためのディナーテーブルとしても、あらゆるシーンで活躍する多目的なテーブルです。来日したデザイナー、チャールズ・ウィルソンに聞きました。
Q この〈カラフ テーブル〉が生まれたきっかけを教えてください。
ハーマンミラーから「オフィスデスクからディナーテーブルにトランスフォームするような家具を一緒に作らないか」と声をかけられたのがきっかけ。そこで、現代の人々がどのようなスタイルで仕事をしているかを考えたんだけど、今はモバイルPCやスマートフォンのおかげで、いつでもどこでも仕事ができる。友達と話をしているときに仕事のメールが来ても、わざわざオフィスに行かずにその場で返信ができる。それと同じように、テーブルは仕事をしたり、友達と会話をしたり、食事をしたり、時間やシチュエーションを選ばずさまざまな役割を担っている。実際、僕のシドニーの家ではダイニングテーブルが一番使われているし、そこが生活の中心なんだ。
ハーマンミラーから「オフィスデスクからディナーテーブルにトランスフォームするような家具を一緒に作らないか」と声をかけられたのがきっかけ。そこで、現代の人々がどのようなスタイルで仕事をしているかを考えたんだけど、今はモバイルPCやスマートフォンのおかげで、いつでもどこでも仕事ができる。友達と話をしているときに仕事のメールが来ても、わざわざオフィスに行かずにその場で返信ができる。それと同じように、テーブルは仕事をしたり、友達と会話をしたり、食事をしたり、時間やシチュエーションを選ばずさまざまな役割を担っている。実際、僕のシドニーの家ではダイニングテーブルが一番使われているし、そこが生活の中心なんだ。
Q チャールズさんはダイニングテーブルで仕事をしているのですか?
そうだね。ダイニングスペースを仕事場としても使っているよ。でも、それは自分の農場であっても、友達の家でも、ホテルの部屋でも同じ。場所や時間に縛られない働き方が当たり前になったからこそ、家具も柔軟に対応すべきだと思っている。
そうだね。ダイニングスペースを仕事場としても使っているよ。でも、それは自分の農場であっても、友達の家でも、ホテルの部屋でも同じ。場所や時間に縛られない働き方が当たり前になったからこそ、家具も柔軟に対応すべきだと思っている。
Q 現代のライフスタイルを〈カラフ テーブル〉に反映したということですね。
特に都会で暮らす人にとって、仕事は生活の一部でもはや切り離せない。ダイニングもリビングも書斎も兼ね備えたコンパクトな住環境であればなおさら。だから、書類が載っていても、仲間と食事をしても、どんなシチュエーションでも美しく見える家具にしたかった。そして、どんなシーンでもこのテーブルが自分の居場所を映し出すものであってほしいと思っている。
特に都会で暮らす人にとって、仕事は生活の一部でもはや切り離せない。ダイニングもリビングも書斎も兼ね備えたコンパクトな住環境であればなおさら。だから、書類が載っていても、仲間と食事をしても、どんなシチュエーションでも美しく見える家具にしたかった。そして、どんなシーンでもこのテーブルが自分の居場所を映し出すものであってほしいと思っている。
Loading...
Loading...