CULTURE
ilove.cat:ミュージシャン・近藤研二☓モイ—奇跡のような巡り合わせ
May 9, 2016 | Culture | ilove.cat | photo_Kazuho Maruo(kiki inc) text_Madoka Hattori
Eテレ番組『2355』『0655』の楽曲提供や、ギターやウクレレを用いた音楽を発表しているミュージシャンの近藤研二さんは、1歳になったばかりの愛猫・モイさんに夢中です。取材中も元気に走り回るモイさんと出会ったきっかけや、猫とミュージシャンの相性のよさについて訊きました。
オーロラがみせてくれた奇跡
Q モイさんとの出会いは?
一昨年の夏に、先代の猫・マルオが亡くなったんです。15歳でした。しばらくペットロスになってしまって、半年ほど経っていくつか譲渡会に顔を出してみたものの、なかなか一緒に暮らそうって気にはなれなくて。春になりツアー先の大阪でライブをしている時、妻から里親募集サイトで可愛い猫をみつけたよと、連絡がきたんです。早速サイトを見てみたら、生後10日でまだ目も開いていないような可愛い子猫がいて、すぐに大阪からメールフォームで里親申請しました。数時間したら返事がきて、翌日、山梨まで会いにいきました。子猫は3匹いたのですが、僕が行った時にはすでに2匹はもらわれていて、でも一番気になっていた子が残っていて、それがモイでした。
Q その3匹の猫は捨て猫だったのですか?
山梨の中学生が、公園でダンボールに入った子猫をみつけたらしいです。担任の先生が、里親募集をかけてくれる人のところに持ち込み、翌日には募集サイトに掲載されたようです。すぐにたくさんの応募があったようで、条件は厳しかったのですが、僕は早かったのと、ありったけの猫への思いを綴ったので選んでいただけたみたいです。
Q 譲渡会や里親募集サイトで、どんな猫を探していたのですか?
特にこだわりはなかったんですが、鼻と肉球ががピンクの子がいいなと(笑)。子猫の時、モイはこんな長毛種だとは、わからなかったですからね。カラダも大きいし、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの血が混ざっているのかもしれません。
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