• 142 Fernando & Humberto Campana

  • Favela2003
  • フェルナンド&ウンベルト・カンパーナ / ファヴェラ

アイデアの源は、製材所から大量に出る端材だった。それをそのまま椅子の形にしたバイタリティーにグッとくる。ファヴェラとはブラジルのスラム街の意味。エコなデザインの文脈で語られることもある椅子だが、捨てられた無数の木片が蠢きながらひとつのデザインを構成する姿は、確かに大都市の一面を象徴しているようだ。カンパーナの家具の多くには、このようにブラジルの風土と結びついた要素が潜んでいる。もの作りがグローバル化し続ける今日こそ、そんなローカリティーが価値を持ってくる。