ART
新作インスタレーションも登場! 山口晃の個展が水戸芸術館で開催。
January 30, 2015 | Art | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto editor_Akio Mitomi
2月21日より水戸芸術館現代美術ギャラリーにて『山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ』が開催される。大作「続・無残ノ介」のほか、新作インスタレーションにも注目が集まる。
山口晃の作品は、日本古典絵画の要素を踏まえつつ、キャンバスを埋め尽くすほど緻密に描き込まれた街の鳥瞰図や、馬に見立てたバイクに跨がる武士の姿を描く合戦図など、ユーモアとシニカルさを織り交ぜた作風で知られている。2012年に平等院内「養林庵書院」の襖絵を奉納したことでも話題となり、同年には個展「望郷—TOKIORE(I)MIX」が開催された。
今回の会場となる〈水戸芸術館現代美術ギャラリー〉は、大きさや光の状態がそれぞれ異なる展示室が8つ繋がっており、その特性に合わせた山口ワールドが展開される予定。2012年に銀座「メゾンエルメス8階フォーラム」で発表された《忘れじの電柱》の別角度展示や、2007年に発表された大作《続・無残ノ介》が50mの大展示室に一同に揃い、ラストには新作インスタレーションも登場。
会期中はアーティストトーク(3月21日・4月19日)や、観客からのお題に山口氏がその場で絵を描く「お絵描き道場」(5月2日)などの企画も予定。現実と非日常がおぼろげに繋がる不思議な山口ワールド一色となる。
今回の会場となる〈水戸芸術館現代美術ギャラリー〉は、大きさや光の状態がそれぞれ異なる展示室が8つ繋がっており、その特性に合わせた山口ワールドが展開される予定。2012年に銀座「メゾンエルメス8階フォーラム」で発表された《忘れじの電柱》の別角度展示や、2007年に発表された大作《続・無残ノ介》が50mの大展示室に一同に揃い、ラストには新作インスタレーションも登場。
会期中はアーティストトーク(3月21日・4月19日)や、観客からのお題に山口氏がその場で絵を描く「お絵描き道場」(5月2日)などの企画も予定。現実と非日常がおぼろげに繋がる不思議な山口ワールド一色となる。