ARCHITECTURE
建築に込められた「みえないもの」が〈la kagu〉に!?
March 11, 2015 | Architecture | casabrutus.com | text_Katsura Hiratsuka
近年の建築設計で存在感を増しつつあるシミュレーション技術。そのデータを映像化し、上映する展示が〈la kagu〉で3月25日から開催される。
高度化が進む建築設計の世界では、シミュレーションは欠かせない技術だ。シミュレーションとは、空気や熱、人の動きや力をコンピュータで計算すること。その結果を建物の構造や計画に盛り込むことで、省エネ性や耐震性の向上、動線の効率化などをはかることができる。さらには建築のデザインや工法を革新することも可能なため、多くの建築家が注目。近年メディアをにぎわせる有名建築、特にグニャグニャとした形の建物の設計には必要不可欠なものとなっている。
本展は清水建設の6つの建築を事例に、空気や熱、人の動きや力といった「みえないもの」を最先端のシミュレーション技術を用いて可視化し、設計する手法を紹介する展覧会だ。実際の建築に使われたデータから、建築に込められた「みえないもの」をクールに可視化した映像が、ミラーを利用したスクリーンに映し出される。
清水建設の設計系若手社員によるチーム「streamDEW委員会」が企画、会場構成などを行う。映像制作を担うのは、池田亮司「test pattern」「supercodex」の映像プログラムや、隈研吾「ティファニー銀座」、石上純也「神奈川工科大学 KAIT工房」のCADソフトを製作したプログラマー、徳山知永。
会場では映像で取り上げた6つの建築を紹介する冊子も配布されるほか、3月27日(金)19時からは建築家/noiz パートナー豊田啓介を招いたトークイベント(予約制)も開催される。
本展は清水建設の6つの建築を事例に、空気や熱、人の動きや力といった「みえないもの」を最先端のシミュレーション技術を用いて可視化し、設計する手法を紹介する展覧会だ。実際の建築に使われたデータから、建築に込められた「みえないもの」をクールに可視化した映像が、ミラーを利用したスクリーンに映し出される。
清水建設の設計系若手社員によるチーム「streamDEW委員会」が企画、会場構成などを行う。映像制作を担うのは、池田亮司「test pattern」「supercodex」の映像プログラムや、隈研吾「ティファニー銀座」、石上純也「神奈川工科大学 KAIT工房」のCADソフトを製作したプログラマー、徳山知永。
会場では映像で取り上げた6つの建築を紹介する冊子も配布されるほか、3月27日(金)19時からは建築家/noiz パートナー豊田啓介を招いたトークイベント(予約制)も開催される。