国立新美術館10周年を飾る、安藤忠雄の大回顧展が9月開催決定。

国内最新&最大級の国立新美術館の開館10周年展覧会が、日本を代表する建築家・安藤忠雄の大回顧展に決定。原寸大の〈光の教会〉も登場する予定だ。

〈住吉の長屋〉1976年 大阪。 photo_Shinkenchiku-sha

2007年1月に開館した国立新美術館。新設の国立美術館としては30年ぶりとなったもので、建築家・黒川紀章の遺作としても知られる。オープンから10年を迎える今年、その周年イベントの目玉として9月末から開催されるのが「安藤忠雄展 ─挑戦─」だ。

常に建築に対し、そして世界に対し、挑戦的な姿勢を貫いてきた安藤忠雄。彼の仕事の全貌を「原点=住宅」「抽象化された自然」「余白の空間」「風景の創造」「記憶の継承」という5つのテーマに分類。初期の〈住吉の長屋〉に代表される住宅作品から、ヴェネチアの〈プンタ・デラ・ドガーナ〉やパリの〈ブルス・ドゥ・コメルス〉といった近年海外で手がける大規模プロジェクトに至るまで、スケッチ、ドローイング、映像、模型、写真など、膨大な資料とともに紹介する。

左/〈水の教会〉1988年 北海道。photo_Yoshio Shiratori 右/〈プンタ・デラ・ドガーナ〉 2009年 イタリア・ヴェニス。photo_Palazzo Grassi S.p.A, Orsenigo Chemollo / ORCH

さらに会場には〈光の教会〉(大阪・1989年)の原寸大模型も登場する予定。国内最大級の展示スペースを誇る国立新美術館だけに、見るものを圧倒する展示内容になるはずだ。

国立新美術館開館10周年
安藤忠雄展 ─挑戦─

〈国立新美術館〉

東京都港区六本木7-22-2
TEL 03 5777 8600(ハローダイヤル)。9月27日〜12月18日。10時〜18時(金曜〜20時)。火曜休。