ARCHITECTURE
サンフランシスコ現代美術館が、ビッグになりました|San Francisco
June 24, 2016 | Architecture, Art, Travel | Window On The World | photo_Henrik Kam, Iwan Baan text_Mika Yoshida & David G. Imber
創立1935年、現代アートを扱う美術館としては西海岸で最古のSFMoMAが、このたび増築を完了した。設計を手がけたのは、オスロはじめ欧州とアメリカに拠点を置く建築事務所スノヘッタ。
1995年にマリオ・ボッタが設計した建物に新館を隣接させる形で生まれ変わった新生SFMoMAは、ギャラリー面積がこれまでの3倍に拡大。地上10階の巨大な建物には、アメリカの美術館としては最大の規模を誇る写真専門ギャラリー〈プリツカー写真センター〉や、イヴ・ベアールやアップルのジョナサン・アイヴはじめ地元西海岸のデザイナーに力を入れた建築/デザインのフロアなど、見どころが満載。外壁には地元の植物21種類1,900本が植えられ、今後「全米最大のリビング・ウォール」となる予定だ。